STAFF BLOG
2017.11.29
金沢建築物めぐりの旅
皆さんこんにちは。スタッフの中山です。(*^_^*)
先週のことです。建築士会・更級支部主催『金沢建築物めぐり・粟津温泉の旅』に参加してきました。
一日目は・・
朝6時篠ノ井を出発して高速道路を突き進み、新潟県に入り妙高では今シーズン初雪を経験しながら(^_^;)、先ずはじめの見学地である石川県金沢市へ。
●金沢港大野からくり館
設計は内井昭蔵さん。東京生まれで、おじい様・お父様も建築家という環境に育つ秀才。北前舟をイージした外観と、やわらかな曲線の優しい雰囲気の建物でした。
生まれて初めてからくり人形を見ましたよ。(*^_^*)
●加賀前田家奥方御殿
成巽閣(せいそんかく)。今回の旅行で一番楽しみにしていた建物でした。(^_^)
館内の撮影が禁止でしたので、皆様にその素晴らしさをお伝えしにくいのですが・・。
建物は江戸時代末期、前田家13代がお母様の喜寿のお祝いに建てたと言われ、女性のために建てられたとあり、ところどころが繊細で、そして華やかな数寄屋書院造の建物でした。
いただいたパンフレットで雰囲気だけでも・・
”謁見の間”の欄間は、桧の一枚板に前田家の梅の紋、そして花鳥が透かし彫りにされていて、岩絵具で仕上げられたとのこと、とても見事でした。
障子の腰板に鮎の絵が描かれれている”鮎の廊下”、貝の絵が描かれている”貝の廊下”、長生きの亀の絵が描かれているのは”御寝所”などなど見どころたくさん。
縁側の軒先はチラッと写真が撮れましたが、長く伸びた軒先が特徴で、桔木(はねぎ)によって屋根を支えているとのこと。
幅の広い階段を上がると、2階には色鮮やかな群青色の天井と壁が見事な”群青の間”がありました。
今回建築士会のためにと、特別に清香書院”清香軒”というお茶室も見学させていただきました。
何とも優美な、加賀120万石を象徴するような、素晴らしい建物でした。(*^_^*)
●金沢21世紀美術館
妹島和世+西沢立衛/SANAAによる設計で、金沢の中心部に位置している「まちに開かれた公園のような美術館」。
市民が気軽に無料で利用でき、子供たちの体験ブースもあり、その日も若い人々で賑わっていました。
●宿泊は粟津温泉「のとや」
2017年リニューアルしたばかりの玄関ホールは、繊細な組子の壁、格子の壁など、とても木の温かみを感じ、お部屋もゆったりと純和風。お料理も温泉も、とても楽しめました。
色浴衣をチョイスできるのも楽しいですよ。
たくさん回って、たくさん感動しました。長くなってしまいましたが、まだ続きがあるので、2日目編は次回へ続きます。(*^_^*)
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