STAFF BLOG
2014.11.18
おもてなし じゅつ
建築士・スキルアップセミナー~おもてなし じゅつ~「温泉旅館おかみの話」
・・ということで、皆さんこんにちは! ママ建築士の中里です。
私たち(ゆずママも!)建築士会の会員は、日頃からスキルアップをするため、いろいろなテーマに取り組んでいます。 (*^_^*)
そんな中、先日「上山田温泉」の旅館女将から「御母手成志※(おもてなし)の心得」をお話していただきました。
※「御母手成志」=母の手のような志を成す。の意味を持たせたこの旅館独自のあて字です。
(ちなみに東京五輪誘致前から当旅館で使用している用語だそうです)
今回こちらは、ゆずママ不参加でしたので、報告を兼ねて長々と失礼いたします。
↑ ↑ 今回の会場担当となった建築士会支部の地区・支部長よりおもてなしの品です。地域の物産「あんず」を使った品を選ばれたことに、おもてなしの心あり!だと。
まずは、旅館・女将の紹介~「荻原旅館」
上山田温泉は源泉20本もある全国有数の温泉源があるところで、そのうち9本をブレンドし、硫黄臭のある温泉旅館です。
女将は「湯上がり美女連」を結成し、長野県歌「信濃の国」+踊りで温泉の宣伝活動に取り組んでいます。料理の腕を磨き、お客様の満足につなげるため、自ら料理師免許も取得したそうです。
<心得1>
- いらっしゃる前の準備でおもてなしの質が変わる。
- 日頃から「五感の受信装置を磨く」。
- 気配りはできても、「心づかい、心配り」は受信装置が働かないと出来ない。
<心得2>
- お客様の一声を逃さない。
- 何気ない会話から、何をどれだけ受け取るかが重要。(相手を理解する気持ち)
- ここで「受信装置」が発揮!・・ご来客前の事前情報から、お客様に合ったルームサービス係の人選はスタッフをまとめる立場として重要。
<心得3>
- お客様の3つの心理を大切にする(観光経済新聞より)
- 3つの心理は、社内報告にします。
<心得4>
- 徹底した「こだわり」(観光経済新聞より)
- 中途半端では選ばれない徹底した強み
- 自分の得意を見つめ直す、得意を磨く~ひきつける自分の色を見つける
・・・業種は違うけれど共通する観点が多いお話でした。
「ごはんはやわらかめで」の希望等、どのくらいやわらかいのか?言葉の難しさの話題にも触れ、建築士からは、設計でも相手が思う「狭い・広い」等の言葉の難しさを感じていると意見も上がり、貴重なアドバイスもいただきました。
終盤は笑顔の秘訣に・・・てをたたきましょ♪ タンタンンタン♪
あしぶみしましょ♪
わらいましょう♪ わっはっは♪・・・を手遊び付で合唱。
最後は、「信濃の国」をみんなで輪になって踊りました。
↑ アップテンポの編曲を初めて聴き、ちょっとビックリ!!(@_@)
踊りを通じて他業界からの刺激をたっぷり受けているそうです。 (^_^)v