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2014.12.01
佐渡研修旅行
皆さん、こんにちは!ゆずママこと中山です。 (*^_^*)
こんなに寒くなっての先日、「建築士会更級支部」の研修旅行に、今年は佐渡へ行って来ましたよ。一日目は電車・フェリー・バスの移動で終わり。二日目から清水寺・妙宣寺・蓮華峰寺・宿根木集落・千石船展示館見学というコースでした。
今回はその二日目のコースをちょっとご紹介したいと思います。
①清水寺(せいすいじ)
無人のお寺なのでとても荒れていました。歴史は古く、808年に賢応法師が京都からの布教のおり京都清水寺を模して建立したといわれるお寺で、清水の舞台に似ていました。参道の石段もコケがびっしりで大変でした。
②妙宣寺(みょうせんじ)
日光東照宮の塔を模した県内唯一の五重の塔(国重文)で開基は佐渡に流された日蓮聖人に厚くつかえた順徳上皇に供奉した遠藤為盛氏と伝えられて日蓮聖人の書状が残っているお寺でした。
お坊さんのレクサスが印象的でした。(^_^;)
③蓮華峰寺(れんげぶじ)
佐渡が都の鬼門にあたるとして弘法大師が開基した金堂は室町時代の建物で国の重文。別名アジサイ寺。住職さんが落ち葉を機械で集めているのがビックリ。使用人のかたかと思いました。
④宿根木集落(しゅくねぎしゅうらく)
今回一番観てみたかった観光地でした。JRのポスターに昨年は戸隠が吉永小百合さんでCMしていて、今年は佐渡のこの場所に吉永小百合さん、と聞いていたので同じ所で写真撮影をしましたよ。
似ても似つかないといわれていますが・・・・・。
江戸時代に回船業の集落として佐渡の富の三分の一を集めたといわれる栄えた集落で入江の狭い地形に家屋が密集する町並み。独自の板壁の連続と石畳の路地も当時の面影を残していて、石畳の中央がへこんでいるのも歴史を感じました。公開民家は今なら一億円の御殿といわれるけやき造りにうるし塗りのお家でした。柱・鴨居等面取りになっていて手のかかったお宅でした。部屋には収納が無く別棟の土蔵を建て使用人さんをいっぱい使っていたようです。
窓も少なく(江戸時代は窓があると税金が高かったらしく・・)とても寒い印象でした。富の象徴か屋根の瓦に大黒様が乗っていました。軒下の飾りも扇形で生活にゆとりを楽しむ船大工さんならではの光景でした。
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