皆さん、こんにちは！ママ建築士の中里です。

昨日は、南長野運動公園に工事中の「総合球技場」工事現場を見学して参りました。

↑　概要書資料より完成予想図

まずは建物規模をちょっと説明．．．。

地上４階建、延べ床面積約２６,３００㎡、収容人数１５,３００人、ドーム型を除いて国内２番目の大きさとのことです。・・すごい！

北、東、西側は２層ある各席に対し、南のみを１層の客席とした馬蹄型(Ｕ字型)をしているのですが、なぜ、南だけ１層なのかと言うと・・・

１つは、芝生グラウンドに太陽光があたるよう配慮。

それともう１つ、北と南に差をつける大きな理由が・・・！（これは、完成して入場すれば、なるほどと実感できると思います。）

↑　↑　工期短縮の為、現場打コンクリートを減らしたＰＣ化。（できるだけ部材ごと規格化、工場生産するプレキャストコンクリートのこと）

↑　↑　工期短縮の為、又安全上の面から高所作業を減らした屋根のユニット化。（数チームに分かれて屋根仕上材までのユニット化作業をしていました。）３５０ｔクレーンで吊り上げるそうです。

↑　↑　先月からユニット屋根の設置に取りかかっているそうです。

その他、雨水の利用はせず、トイレは地下水を利用するとか、エコスクリーン（有孔折半）を採用して日中自然光の取り込みと、ナイター時の外への照明漏れを抑えるとか、いろいろ教えてもらいました。

ちなみに、当日の作業員は約２５０人、現在の出来高は６割強とのこと。

完成が楽しみです。　　(^_^)

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